予防をビジネスにするにはどうしたいいのか?
痛みや失敗を予防してもらいたい。
素晴らしい予防の方法を広めたい。

予防はビジネスになりにくいと言われています。
それは、お客様が今まさに痛みを感じていないから。

虫歯予防のビジネスは、一度虫歯になった事がある方に有効だと考えます。
例えば虫歯の痛みを知らない子供に対して、痛くなるからこれをやった方がいいと言っても伝わりにくいですね。

巷にあふれているサービスは、痛みを消し去る物が多い。
身体的な痛みと精神的な痛みです。

痛みが伴ったときに、その苦しみから逃れたいという思いで、サービスを利用する事につながります。

心のケアを主に行なわれている方は、もしかしたら、こう考えるかもしれません。
「私が感じたような痛みをこの人にも味わってもらいたくない。」

だから、心を癒すサービスを提供するんだ、と。

痛みを味わった事がない方に、いくら伝えようとしても、壁が出来てしまいます。
あまりしつこいとお客様が離れていってしまうかもしれません。

では、どのように予防をサービスとして取り入れたら良いのか?
少し考えてみました。

一度感じた痛みであれば、予防サービスはつながる

例えば、足の小指をドアに挟んだ!
「ぎゃ!」となり、いたたた。。

そんな痛みを経験した事がある人がいるとします。
その方に、以前に指を挟んだ事があるようですね。この商品をつかうと、ドアに隙間ができて、指を挟みにくくなるのです。
今後の予防のために、いかがですか?

という売り込みが成り立ちます。

しかしながら、「指を挟んだ事がない人はどうでしょうか?
おそらく見向きもしませんね。自分には関係ないと思われても仕方がないでしょう。

もし、予防をサービスとして成り立たせるのであれば、多くの人が既に感じている痛みに対して、未来への予防を促す事が大切だと考えます。

後悔が多い人は、予防で集まりやすい

過去志向の人は、過去を振り返りやすく、予防に関して意欲的になりがちです。
このような状態になったら大変だ!と最悪の状態をイメージする事もでき、過去から未来への予測を立てるのが非常に上手な方々です。

「過去にあったあらゆる関連性のある事象を元に、自分なりの感覚を持ってつなぎ合わせ、予防策を迅速に構築します。

昔はこうだった。
以前にこんな事があった。
という内容が話の中に多く含まれている場合は、その分野に対して、「過去志向」である可能性が高いです。

では、どうなりたいのか?を聴くと、往々にして明確な答えを出しにくい方が多いようです。

人を集める際に、予防をサービスにするのであれば、この過去志向の人たちを集める事で、つながる事ができます。
過去志向の方々は往々にして、分析型です。

論理的に予防として成り立つかどうか?を一番気にかけます。

痛みを助長させるような事はしない

文字やイメージを使えば、痛みを助長させ、後悔をさせ、最悪な状態をイメージさせる事は可能です。
それを売りたいがために行なうのは、「愛がない」と感じます。

例えば、
君は、これまでたくさんの失敗をしてきましたね。
失敗に失敗を重ねて、大きな成功をした事がない。
だから、これからもずっとその繰り返し。
よく辛抱していますね。
私だったら、そんなに我慢できない。

体が痛くなり、精神的におかしくなり、
家族に迷惑をかけ、恋人から見放され、
誰にも何も言えず、輝く事なく死んでいく。

そのままでいいのですか?
ご連絡ください。

これは、非常に極端な例ですが、このようなコピーを見かけたりしませんか?
心が強い人であれば、「そんなことあるわけない」とさらっと流せるところですが、弱いとどっぷりはまってしまいます。

自立したお客様と一緒に同じ目標に進みたいのであれば、不安を煽り、恐怖させる事はできるだけ避けたいところです。
社会を恐怖に満ちた状態にすればするほど、猜疑心があふれてきます。

人は疑う人ほど、疑われます。

少し話がずれましたが、痛みを助長させ、予防を促す事は避ける必要があると考えています。

予防は保険に置き換えられる

予防というと少し軽いイメージがありますが、保険というとどうでしょうか?
保険は、未来に起こるかもしれない痛みへの防御策です。

車保険、地震保険、生命保険、日本にはたくさんの保険が存在しています。
それは、すべて無形商品であり、形がないものです。

現在のサービスに保険をつける事ができないか?を考えてみてはいかがでしょうか?

保証という形でも構わないと思います。
全額返金保証、追加サービス保証など、付加価値をつける事が、「予防すべきだ」と考えている人たちに、魅力的なサービスに映るようになります。

まとめ

過去志向と未来志向という話を申し上げましたが、どちらかに100%傾いているという事ではありません。

痛みや失敗は、人を成長させます。
安易にその機会を取り除いてしまっては、自立したお客様に育つ事はありません。

予防で集客が可能か?という考察において、形を変える事で可能になると考えます。

そこに、愛があるかどうか?が基準です。

サービス提供者が、最悪の事態を明確にイメージし、それを信じ、取引相手にそのまま投影させるのであれば、それは愛がないと思います。

人は、誰かが信じているものを信じる傾向にあります。
サービス提供者は、不安を煽るのではなく、未来への希望を提供する事で、愛がある人が集まり、自立したお客様と一緒にともに成長できる環境ができると考えています。


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