人が継続的に集まるコミュニティを作りたい。
気がついたら、コミュニティが荒れてしまっている。
安定的に人が集まらない。

サービス提供を始めて、一番最初に立ちはだかる壁は、「集客」です。
人が集まらない。人が集まらないとサービスの良さも伝えられない。

こんなに素晴らしいサービスを提供しているのに、どうして誰も振り向いてくれないのだろう。
サービスを改良したり、名刺を配ったり、無料でサイトを作ってみたり。

どれもあまり効果がないように思える。
どうしたらいいのだろう?

そんな風に思っておられるのであれば、小さなコミュニティを作ってみてはいかがでしょうか?
同じ悩みや問題意識がある方同士がつながる場所を作る事で、新しい化学反応が起こり、紹介が起こり、自動的に人が集まるメディアにする事が可能です。

ただ、このようなコミュニティを運営するにあたって、気をつける事があります。それは、コミュニティ運営者の感情です。

技術的な問題は、技術者が対応できます。
しかしながら、感情的問題は、運営者の器量に依存する事が多く、第三者が解決できない場合が多くあります。

このページでは、コミュニティ崩壊を招く管理者の感情にフォーカスしたいと思います。

管理者の感情が参加者に影響を与える

どんなに素晴らしいコミュニティでも、管理者の感情が不安定であれば、継続し育てる事はできません。
サイトを運営されている方は、お分かりになるかもしれませんが、更新頻度、文章、写真などのイメージ、サイトの構成など、サイト運営は、運営者の感情をそのまま投影します。

感情の起伏が激しい方は、一過性で力があるサイトを作る事ができても、継続的にその力を蓄積する事が難しい。
管理者の感情が、コミュニティの活性に大きく影響を与えています。

管理者の感情による心の葛藤が強い場合は、参加者の心の動きを読み取る力が弱くなり、結果的にコミュニティの力が弱くなる傾向にあります。
コミュニティに人が集まりにくい方は、感情の折り合いを付ける事を強くおすすめします。

たった一人の参加者がコミュニティを無にする可能性

たった一人の気に障る人がいるだけで、自暴自棄になる?
「癇に障る(かんにさわる)」人が一人だけ参加者の中にいる。その人をどうにかしたいと思う事はありますか?

感情が大きく揺さぶられるのは、管理者の心の中に許せない部分があり、それが一部の参加者と共鳴しているから。
許せないと思っている事を強く主張する人をどうにかしてやろうと思ってしまいます。

もし一つだけでも、どうしても自分の中に許せない部分があり、それと共鳴する人物が参加してきた場合、コミュニティを無にする可能性があります。
その人物を消したいという欲求を叶えるために、コミュニティ閉鎖という方向を取る可能性が高まるからです。

どうしても許せない人が参加してきた場合は、なぜ許せないのか?を管理者自身が自身の心の中を探る必要があります。

喜び、怒り、哀しみ、楽しみの感情ではなくニュートラル

喜び!怒り!哀しみ!楽しみ!喜怒哀楽と呼ばれる人間の感情です。この感情はもちろん必要です。
ドロドロにこの感情を表現する事は大切です。

しかしながら、コミュニティ運営において、この感情は時として、攻撃的な要素を含んでいる事を忘れてはいけません。

喜んでいない人を「もっと喜べ」と思う
怒っていない人を「なぜ怒らない?」と思う
悲しんでいない人に「なぜ悲しくないの?」と思う
楽しんでいない人に「もっと楽しめばいいのに」と思う

管理者の感情は、参加者に伝達します。
小さな感情でも、「管理者」という立場上、増幅します。
それが、時として強要につながり、居場所ば悪い場所を作りかねません。

管理者は、感情をニュートラルに保ち、参加者の感情バランスをコントロールする力を養う必要があります。

たった一つの行動で全てを無に出来る

サイトやコミュニティは、たった一つの行動で削除する事が可能です。それを粘り強く行なうから、価値が生まれます。
「閉鎖します」の一言、「削除ボタンを押す」、消す事は簡単です。

しかし積み上げる事は、強い労力が必要になります。
感情で自分自身を傷つけてしまっては、崩壊させる行動を止められなくなってしまいます。

感情に左右されすぎている場合は、ひと呼吸置く事で、ニュートラルな状態に戻る事ができます。

不必要な感情の爆発は信頼性を壊す

「お前何を考えているんだ!」
「そんな考え方は許せない!」
そんな怒りの感情が出てきたら要注意、不必要な感情の爆発があるコミュニティは、炎上しやすくなります。

そんなのわかっている。
そう思われるかもしれません。

感情をニュートラルに保つんだよね。
素晴らしい。

実は、
感情をニュートラルに保て!というものも、強要です。

不必要な爆発を起こし続けていると、参加者との信頼性を壊してしまいます。
あるいは、感情の爆発を起こしている参加者だけが集まるコミュニティになります。

皆がニコニコ参加する場所を作る事が目的であると思います。
不必要な感情は、管理者自身の心の対峙で、コミュニティ運営の前に、許し、折り合いをつけておく必要があります。

まとめ

コミュニティの形成は、管理者が自分自身と向き合う必要がある時期が必ず訪れます。
この参加者の行動は許せない!このお客様の行動は許せない!
許せないと思う事は、管理者自身の心の奥底につながっている事を考えておきましょう。

また、熱を帯びた強い感情で運営をされているグループは、概して長く続きません。
長く続かないグループは、時間とともに高まる信頼性を獲得する事が難しくなります。

感情を平坦に保つことで、問題が生じてもおのずと解決策が出てきます。
感情により視野が狭くなればなるほど、問題の解決法が見えなくなりがちです。

人が集まる所には、必ず共鳴が起こります。
その共鳴を毒にするか、薬にするか?
まずは、管理者が薬にする力を身につける必要があると思っています。

人が勝手に集まってしまう人には、理由があります。
それは、感情が平坦で、自然である事。

難しい事のようですが、実にシンプルです。
自分と向き合う事で、人が集まる管理者になる事ができます。


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