マーケティングでAIの導入を検討している。
AIを導入すると売り上げは上がるのか?
AIを導入するのは敷居が高い?反対する人もいる?
AIを導入するデメリットはあるのか?

コロナ禍で対面の営業の回数が減り、Webでの問い合わせやオンラインミーティングに頼らざるを得ない企業も増えてきていると思います。Webのアクセスデータは膨大ですべて捌ききるのは大変です。そこで、近年のマーケティング業務におけるAIの導入について調べてみました。

84%のマーケターがAIを使用している

AI use has surged in recent years; a whopping 84% of marketers report using it, according to the Salesforce State of Marketing report.

抄訳

近年、AIの利用は急増しており、Salesforce State of Marketingのレポートによると、なんと84%のマーケターがAIを利用していると報告しています。

見解

すでに84%が導入しているとなると、数年後には100%に限りなく近くことになるでしょう。AIがよくわからない。一人一人のお客様が大事。もちろんそれは大切です。ただその従来型のマーケティング手法に加えてAIを少しだけでも試してみるということが今必要になってきています。

AIを使用することをためらう組織が存在する理由

At the same time, some organizations hesitate to embrace AI for a few reasons: 

  • AI tools appear too complicated to implement and use
  • AI functionality threatens to replace human jobs</span
  • AI algorithms lead to a fear of receiving vague or biased insights that are difficult to act on

抄訳

一方で、いくつかの理由でAIの導入をためらう組織もあります。

AIツールの導入や使用が複雑すぎると思われる
AIの機能が人間の仕事を置き換えてしまう恐れがある
AIアルゴリズムは、漠然とした、あるいは偏ったインサイトを受け取る恐れがあり、それに基づいて行動することが難しい。

見解

AIの導入には、レガシーな人材からすると非常に敷居が高いものであると考えられている傾向にあるようです。コンピューターが自動で判別するなんて、恐ろしいと思っている人が少なからずいるようです。AIも必要な情報をきちんと与えられないと、きちんとした成果が出ないにも関わらず、導入を嫌う一部の人からは、「こんなの使えない」という頭ごなしの否定から入る方も少ないないのかもしれません。

AIを活用すると生産性が40%増加するというデータ

AI doesn’t have to be overly complicated or a replacement for anything but the most redundant tasks. And companies that rely on AI see a 40% increase in productivity according to a recent study by Accenture.

抄訳

AIは過度に複雑である必要はなく、最も冗長な作業以外は何の代わりにもなりません。また、アクセンチュアの最近の調査によると、AIに傾倒している企業は生産性が40%向上しています。

見解

どの潜在顧客の確度が高いのか?をAIが判断することによって、より効率的に営業活動ができるようになります。人材やマンパワーには限りがあり、多くのお客様を一度に相手にするとなると限りがあります。AIを導入することによって40%もの生産性が向上する。さらにいうとAIを導入することを怠る場合は、それだけの損失が生まれる可能性があることを意味しています。

Salesforce Pardot Einsteinの機能について

Salesfoceは多くの企業に導入されており、もしかしたら世界で一番導入されているCRMかもしれません。数年前に買収したPardotがあり、これはWeb上での潜在顧客のトラッキングを行うことで行動を把握し、最適な情報を抽出してくれるというサービスです。PardotにはCookieが使用されており、そのCookieが顧客情報と紐づくと発火して、ログデータをPardotに蓄積します。

その中でも、AIとして注目されているのがEinstein(アインシュタイン)という機能です。

Shown above: On the right side of my Pardot Lightning application, I see Pardot Einstein Insights. This section showcases data at both the individual campaign and organization level. And because it’s all derived from AI, I don’t waste time on tedious manual comparisons.

抄訳

上に示されています。Pardot Lightningアプリケーションの右側には、Pardot Einstein Insightsが表示されています。このセクションでは、個々のキャンペーンと組織レベルの両方のデータが表示されています。すべてAIから得られたものなので、面倒な手作業での比較に時間を費やす必要はありません。

見解

どのプロモーションが一番効率的だったか?それはどの点でよかったのか?を蓄積されたデータから自動で抽出してくれるようです。以前はエクセルデータに吐き出し、それを一つ一つ比較検討し、数日かけてレポートとしていたものを、このように自動でやってくれるものですね。

訪問者のデータを最適化し、営業に割り当てる

Pardot Einstein Insights helps me demystify asset and campaign impact to understand which of my digital marketing efforts are effective and which ones are underperforming. In this case, I’ve identified that a particular Brand Launch email is resonating with prospects, and I want to incorporate this email into a nurture campaign, using Einstein to determine fit and intent data and assign the best leads to sales.

抄訳

Pardot Einstein Insightsは、アセットとキャンペーンの影響を解明して、デジタルマーケティングの取り組みのうち、どれが効果的でどれが不調なのかを理解するのに役立っています。このケースでは、特定のブランド・ローンチ・メールが見込み客の心に響いていることを確認し、このメールを育成キャンペーンに組み込み、Einsteinを使って適合性と意図のデータを判断し、最適なリードを営業に割り当てたいと考えています。

見解

マーケティングだけで完結するのではなく、直接お客様とやりとりを行う営業へ割り当てることで最大限の力を発揮します。お客様のWebのアクションの履歴は膨大で、しかも今この時間も常にデータは更新され続けています。瞬時に集計し、リアルタイムで結果を出し、即座に営業に割り当ててビジネスの機会損失を避けることが重要ですね。

引用元:https://www.pardot.com/blog/hands-on-guide-to-pardot-einstein/

まとめ

Salesforceのデータによれば、84%のマーケターが何らかの形でAIをすでに導入し、マーケティング業務を行なっているとしています。Webサイトを運用されている方はもちろん、SNSや他のメディアに出向している場合でも活用は可能です。AIはこれから注目されている分野で、多くの人が参入してくるものです。Salesforceの機能に限らず、他のCRMでも同様の機能はあります。まずは自身のマーケティングに必要な要件を絞り込んで、他社と比較することが大切です。

マーケティングにおけるAIの導入率は非常に高いと言わざるを得ません。しかもコロナ禍において、対面での営業が困難になるなか、インターネット上での顧客のアクションが売り上げを上げる大きなデータとして扱われるのは当然といえば当然ですね